雑談

【特集】上智大学が国際教養学部の林道郎教授を懲戒解雇処分 (1)

母校での気になるニュースです。
 
Source: 上智大学「教員の懲戒処分および安心・安全なキャンパス実現に向けた取組みについて」
 

2022年3月4日
上智大学長 曄道 佳明
 
学校法人上智学院は、就業規則に基づき、上智大学国際教養学部の 林 道郎 教授を2022年2月28日付で懲戒解雇処分といたしました。調査の結果、同教授が学生(当時)と不適切な関係を持つに至り、本学の求める高い倫理観に基づき学生の模範となるような教育者の姿から逸脱した行為を行ったと認められたことによるものです。このことを重く受け止め、心よりお詫び申し上げるとともに、今後、再発防止に全力を尽くします。
 
上智大学では、改めて教職員全員へ教育者としての自覚を強く促すとともに、以下の取組を進めております。学生と教員のゆるぎない信頼関係なくして、安心・安全なキャンパスは実現できません。多様なバックグラウンドを持つすべての構成員が互いを尊重し、それぞれの志に向かって切磋琢磨できる教育環境を整えるべく、私たちは断固とした決意をもって尽力いたします。

 
妻帯者の大学教員と女子学生が不倫関係に陥るというのは、かつて、我らがフランス語学科でもあったと聞いています。当事者のひとりが既にこの世の人ではなく、当人が反論できない状況で事の詳細に踏み込むことは控えますが、実際に身近に起こり得る出来事という認識は必要でしょう。そしてそれが今回、マスコミが報じ始めて1年近くたったいま、教員の懲戒解雇という厳罰に至った経緯はいったい何なのか。
 
一般論として、懲戒解雇というのは退職金も支払われず再就職も絶望的となる、社会人として再起不能といえるものゆえ、雇用者側が刑事告訴するような事象、あるいは当事者が警察に現行犯逮捕されるような事象において下されるべきものと考えます。それほど重たい処分を、今回、裁判が結審していない段階で大学側が決定したのはいささか奇妙に思います。
 
そして、日頃女性の権利云々に敏感な筈の母校の教員たちが、本件についてほとんどといってよいほどコメントすることなく、どなたさまも一斉に沈黙を守っていることが不気味でなりません。
教員たちがいわばグルになってお仲間のセンセーを庇って、被害者の学生が一顧だにされなかったように、僕には思えました。
 
限られた情報しか漏れ伝わってきませんが、本件についてこれからいくつか論考してゆきたいと思っています。
女性の多いフランス語学科にとって、決して他人事ではない筈です。
  
(文責・水野)

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