フランス語学科の教材でもおなじみだった出版社が自己破産申請との報道です。
Source: Yahoo! ニュース
記事によると
(有)第三書房(中略)は、6月30日に事業を停止し、(中略)自己破産申請の準備に入った。
当社は、1932年(昭和7年)6月に創業、49年(昭和24年)3月に法人改組された外国語教材等の出版業者。「フランス語」「ドイツ語」「スペイン語」など、ヨーロッパ言語を中心とした語学書を専門に扱う老舗として、読本や文法書は大学のテキストとしても採用されていた。語学検定用の参考書でも相応の実績を有し、ドイツ語検定関連の参考書がヒットした97年11月期には年上高約1億7200万円を計上していた。
しかし、近年は受注が漸減し売り上げが落ち込むなか、固定費負担がかさみ、赤字が散発。先行きの見通しが立たなくなったことから、今回の事態となった。
負債は現在調査中
とのこと。
我々フランス語学科の学生たちも、第三書房のテキストを買ったことが一度ならずあったかと思います。
時代の趨勢と言ってしまうのはたやすいでしょうが、寂しい限りです。